膀胱炎

膀胱炎ぼうこうえん

一般には急性膀胱炎を指します。主に細菌が尿の出口(外尿道口)から尿道を通って膀胱に入り炎症を引き起こします。
主な症状は頻尿、残尿感、排尿時痛、尿の濁りです。炎症が強い場合には膀胱粘膜から出血して血尿がみられることもあります。なお膀胱炎では熱は出ません。
尿検査で膿や細菌を認めることと症状から診断します。また細菌には多くの種類があるため尿培養検査で、今回原因となっている菌が何でどの薬が効くのかを確認します。
膀胱炎を繰り返す場合には、尿路の形態や機能の異常がないか検索が必要です。

治療法

抗生物質の内服薬を投与します。
また十分に水やお茶を飲むこと、尿をがまんしないことを心がけます。