前立腺癌

前立腺癌ぜんりつせんがん

精液の一部を作る前立腺に発生する癌で男性に最も多い癌(2019年罹患数1位)です。
人種や家族歴(兄弟や父が前立腺癌)が危険因子です。多くは初期に見つかることが多く、自覚症状はありません。検診の血液検査で前立腺癌腫瘍マーカーであるPSAの異常がきっかけで見つかります。
進行すると骨に転移して骨の痛みが出ることがあります。
直腸診や超音波検査で疑い、MRIさらに前立腺に針を刺し、組織を採取して癌の有無を確認します。

治療法

癌の広がり、PSAの数値、癌細胞の悪性度に応じて治療を決定します。

  • 手術(前立腺全摘術)
  • 放射線
  • 薬物療法(前立腺癌の栄養源である男性ホルモンを注射、飲み薬で遮断して癌が広がるのを抑えるホルモン療法など)