神経因性膀胱

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神経因性膀胱しんけいいんせいぼうこう

正常な排尿機能とは、脳から神経、さらに膀胱から尿道の協調によって、尿を十分に貯める→尿意を感じる→十分に出す、という一連の流れを行う力です。
脳から神経の異常により排尿機能が障害を受けて頻尿、尿漏れ、尿が出せないなど様々な症状が現れます。
超音波CT、MRIで尿路の異常や原因となる病気がないかを探したり、排尿記録、超音波での残尿測定、尿流測定で排尿状態を評価するなどの検査を行います。

治療法

原因となる病気があるならばその治療を行います。内服治療は症状、排尿状態に応じて尿を出す方向に向ける薬、または尿を貯める方向に向ける薬を投与します。
残尿が多い場合には自己導尿や尿道カテーテル留置管理が必要になります。