EDとは満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られない、または維持できない状態を言います。
原因は、肥満、運動不足、心臓・血管の病気、高血圧、喫煙などの生活習慣病や薬の副作用、精神的要素などさまざまです。
理由なくEDが生じることはまれであり、内科の病気の一環としてEDが起こっている可能性があります。すなわちすぐにED治療を行うのではなくその前に潜んでいるかもしれない内科の病気がないのか検索するべきです。
詳細な問診の上、血圧測定、血液検査、心電図などで明らかに治療すべき病気の有無を確認します。
治療すべき病気が見つかればそちらの治療を先行させます。
EDの治療は、原因となっている薬の中止や心理面の治療を除くと第一選択薬はPDE5阻害薬(陰茎の血管が広がって血の巡りが多い状態をより保つようにする薬)です。これは自費診療になります。また硝酸薬(狭心症の薬)や一部の不整脈薬など常用薬との飲み合わせが悪く処方できないことがあります。
なお当院では、必要とされる検査が含まれた検診結果を見て、または内科での必要な検査結果を見て処方可能と判断した場合に初めて処方します。
初診日当日には処方致しません。