骨盤臓器脱

  • HOME
  • 骨盤臓器脱

骨盤臓器脱こつばんぞうきだつ

骨盤底の筋肉が弱くなると骨盤内の臓器を支えられなくなり、膀胱、子宮、直腸が陰部から脱出した状態です。
出産、肥満、腹部に力を入れる作業、便秘、加齢などが原因です。
陰部の違和感、脱出感(玉状のものを触れる)、尿が出にくいといった症状が現れます。
視診で脱出の程度を見たり、膀胱造影検査、MRIで臓器の落ち込みを確認します。
また尿流測定超音波による残尿測定で排尿状態を評価します。

治療法

  • 生活指導(肥満、便秘の改善)
  • ペッサリー(リングを挿入して落ち込んだ膀胱や子宮を支える)
  • 手術療法(子宮摘出術、膣壁を縫い縮める手術、落ち込んだ臓器を受けるようにメッシュを敷いて固定する手術)